大切な思い出

堺さんが２０００年に出演した映画「ひまわり」が
日本映画専門チャンネルで放送されまして、
今日やっと、
若干はしょり気味ですが観ました。
詳しいあらすじなどはこちらを御覧頂くとして。

これ、
何年前かは忘れましたが、
深夜にＴＶＫで放送されたのを観た記憶があったんですよ。
ただ、
ちらっと回し見しながらだったので、
確証は持てなかったんですが。
今回改めて観て、
あの時観たのは確かにコレだったんだと確信しました。
毎度の事ながら、
全体の感想はあまり書きません（苦笑）。
堺さんメインちゅーことで、ひとつ・・・。
以下ネタバレも若干含まれるので、隠しときます。

この映画って、
さりげなく出演者が豪華ですよね？
朋美（麻生久美子さん）を取り巻く男性陣が特に。
朋美が通っていた学校の先生は光石研さんだし、
元カレ・笹原は北村一輝さんだし、
高校の同窓生で、今は喫茶店のマスターは津田寛治さんだし、
今（？）カレの高橋は田中哲司さんだし。
で、また、
それぞれの登場がちょっとずつだし。
贅沢だよなぁ～。

でもって、堺さんの役どころなんですが。
元カレでメイクアップアーティストの平野雄一という人物。
メイクの勉強の為に朋美を練習台にしていた時期に
付き合っていたものの、
仕事をし始めてから疎遠になり別れたが、
長い間メイクをしてもらっていた朋美は
自分でメイク出来なくなった為、
今でもメイクだけしてもらいに通っている、という設定でした。
黒ブチで細めのメガネ
（若干ずらし気味なのが私にはツボ（苦笑））、
何となくナヨっとした雰囲気は
「安楽椅子探偵、再び」で演じた
スタイリストの村瀬優と何となくかぶります（苦笑）。
実際、朋美にメイクをしてあげるシーンもあるんですが、
手が綺麗なので、
パフとかブラシとか持っても
まったくと言っていいほど違和感が感じられませんでした。
堺さんの事なので、
動きとか使い方とか
メイクさんにレクチャーしてもらったんじゃないでしょうかね？

全体的な話の流れとして、
朋美が海難事故に遭遇して行方不明、という状況なので、
何となく宙ぶらりんな状態にさせられるんですよね。
それが私にはちょっと(^^;)・・・って感じでした。

何かの拍子に「初恋」のことを思い出す、という経験、
ありますよね、確かに。
別に今更どうこうっちゅー気もないですが、
実らなかった恋だからこそ
キラキラしている「初恋」の思い出に
すがりたくなったんでしょうね、朋美は。

・・・ガラにもないですね(^^;)。