身も蓋もないんではないか、と

今回の｢帰ってきた時効警察」の
メインテーマともいうべき
「身も蓋もない」とは
『表現が露骨すぎてふくみも情緒もない。にべもない』
（ｇｏｏ辞書より）
という意味だとか。
さらに、
「にべもない」とは
『愛想がない。そっけない』
（これまたｇｏｏ辞書より）
という意味だとか。

そっか～、
そういう意味なんだ。
ちぃとばか勘違いしてました、私(^^;)。

今回は
子供のみならず大人まで巻き込んで
大流行中の「プクーちゃん」の生みの親、
尾沢ミツコにまつわる事件。
当時、
大ヒット・キャラ“沈みがち人形”を
共同で作った清原みつよが、
自宅で謎の転落死を遂げた。
遺体の周辺の状況があまりにも不可解だった為、
時効になった、というものでした。

今回は
園子温さんのホンということもあって、
小ネタ系より
ひねりネタというか何というかが多い回でしたね。
ウルトラトップの二人が
あまりにも深読みしすぎてたりとか、
熊本さんが相変わらずミーハーだったりとか、
プクー、沈みがち、バタンキューで
若干ごっこ遊び調な
霧山くんと三日月さんとか、
｢名声に酔いしれる」とか、
｢霧山くん、貰ってくよ！｣とか、
ファーの似合う服装ってそれかい！とか、
｢蓋あいてるんで閉めといて下さい」とか。
｢超コンピューター」も意外と好きでしたが（苦笑）。
ただ、
あそこまでおっちょこちょいな人って
さすがいないよなぁ(^^;)。

謎をとくキーワードに名古屋弁が使われてたのも
何となく嬉しかったですねぇ。
そういえば、
しばらく行ってないなぁ、名古屋（しみじみ）。
それはともかく。

これからも｢ウルトラトップ」な２人は
登場してくれるでしょうか？
このまま終わりにしちゃうには
惜しい気がするんですが。
いろんな意味で気になるんだもん、あの組織（苦笑）。

気づいたら、
ＨＰがプクーちゃんに占拠されてます（苦笑）。
がんばれ！　ソーブくん！

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想い出は未来の残骸

深夜枠ながら高視聴率をたたき出してるという
「帰ってきた　時効警察」。
今回って
小ネタ部分だけじゃなく、
事件の謎解き部分もかなりしっかり描かれているので、
小ネタ以上にそこが楽しみだったりします。
・・・フツー、そうだって(^^;)。
という事で、感想文です。

今回の事件は
裏社会を牛耳っていた
“闇の帝王”権現三郎が刺殺された事件。
当時内縁の妻で、
ナンバーワンホステスだった吉良深雪が
犯人と目されていたが、
彼女は事件直後から行方不明となっていた。
第一発見者の深雪の娘・綺羅も
ショックから事件当時の記憶を失っていて時効を迎えた
というものでした。

まずは今回の小ネタから。
あざらしのポーチに好反応の十文字さんとか、
それを持ってる、電気屋のご親類の方とか、
警察の屋上で
一人しゃぶしゃぶの霧山くんと
マンガ肉を食らう三日月さんとか、
鬼刑事とカモミールティーとチーズフォンデューとか、
テトラポットの利用法は？とか、
社長とスパイを募集中とか、
威厳＝トレンチコート？とか、
かみ合ってない会話とか、
ナターシャ、めちゃくちゃ綺麗～！とか、
（堀部さん、ステキよ～！）
テーブルマジックと飲み屋芸とか、
マンガに出てくる黒い人とか、
２４時間耐久抽選会とか、
「冗談じゃないよ～」なおばさんとか、
　　↑
これに過剰反応した人は多分、３０代後半？（苦笑）
すさまじく壊れた傘とか、
逃避行は東北か山陰とか、
喜怒哀楽の顔とか、
１０００万のキスに浮かれポンチな霧山くんとか。
あと、
聞かれたくないことを聞かれると酸性の汗をかく？とか、
二日酔いにカラカラはダメとか、
後々出てきそうなネタも、よぉございました。
それと、
今回は名言も多くて、
例えば、
タイトルにも使用させてもらった
「想い出は未来の懺悔」とか、
「心の傷は鉄の錆と同じ」とか。
いつも以上にカッチョイイぞ～、霧山ぁ～！

冒頭にも書きましたが、
今回の謎解きは、
前回には若干あった
事件としての無理やり感が少ないので、
それ単体で見たとしても十分に見応えがあって、
見終わった後に
前回とはまた違う満足感が得られるのがうれしいですね。

カラカラと鳴る音が嫌いな理由を聞いた後、
京極夏彦さんの榎さんが主役のシリーズに
これに近いオチの話があったなぁ～、というのを
思い出しました。

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「訓読み」の「訓」は音読み

いや～、待ってましたよ！　この日が来るのを！
テレ朝深夜枠史上
（あくまでも私の中で（苦笑））
最高峰のドラマ「時効警察」！
あのゆったりまったりドラマが帰って来てくれました！
うれし～！
嬉しすぎるぅ～！
ということで、
またまた小ネタ中心（というかオンリー（苦笑））で
レビューしていきたいと思います。

前回貯金が底をついて、
趣味の「時効捜査」を諦めざるを得なくなった霧山くんの手元に、
ひょんなことから大金が舞い込んできて、
めでたく趣味を復活させることとなり、
その第一戦目に選んだ事件は、
国会議員・福原健一撲殺事件。
死亡推定時刻頃、
福原の家を訪ねてきていた、
対立する政党に所属していた議員の秘書だった
剣道清彦（温水洋一）が逮捕されたが、
キャスターの榎田美紗子（麻木久仁子）が
独自取材によって、
剣道の冤罪を晴らしたため時効に至った、という事件でした。

三木さんのホンという事で、
ここぞとばかりに小ネタ満載で
嬉しくってしょうがないっす（苦笑）。
例えば、
相変わらず妄想が可愛いぞ！三日月さん！とか、
「人生は何となくで決まる」は名言だよ、又来さん！とか、
何故３０分？とか、
「猫チャッチャ先生」って？とか、
エボニー＆アイボリーとか、←意外と一番ウケた(^^;)
シャドー捜査とか、
「どんき」は「どんき」でもその「ドンキ」？とか、
「猿罪」たぁ考えたなぁ～、とか、
ビバ！いかの足！とか、
「エネルギースーパー」って何処にあるんですか？とか、
はし袋の切れ端に「帰って下さい」とか、
「放蕩ステーション」とか、
「少林サッカー」の衣装で待つとか、
スイカの種で森鴎外とか、
「やわらか地蔵」の新説って？とか、
ヒミツを抱えてると便秘になるの？とか、
アメリカの大学でも
初対面の人にミカンの缶詰は配らんだろとか。
あと、
ロッカーの中の十文字さんも良かったねぇ。
「ムサン」は冴えてましたねぇ～。
トレンチコート買う時は、ゼヒ相談させてください（苦笑）。

榎田美沙子が、何故、剣道の冤罪を晴らしたのか？
その理由がすごく見事で、
「時効警察」復活にあたっての
スタッフの力の入れようが
感じ取れた気がしました。
楽しみに待ってた甲斐があったなぁ～。

ちなみに、
ケラリーノ・サンドロヴィッチさんのホンは
第４話だそうですよ。

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ポツネン、復活！！

テレ朝深夜枠、数々の秀逸ドラマの中でも
（私の中では）最高峰の「時効警察」が
４月から再スタート決定した模様です。
「週刊ザテレビジョン」によると、
キャストは前シリーズと同じメンバー、
脚本も三木聡さん、園子温さん、
ケラリーノ・サンドロヴィッチさんなど
おなじみのメンバーで
小ネタぎっしりワールドが展開されるようです。
終わった直後から、どれほど続編を心待ちにしてたことか！
こっちこそ戻ってきてくれて感無量ですよ。
またあの時効管理課のメンバーに逢えるのね～！
今回、霧山くんと三日月さんとの仲は
何らかの進展があるのかしら？（なさそうだけど（苦笑））
出来れば、
今度こそ堺さんに犯人役で出て欲しいなぁ～。
あ～、も～、楽しみだぁ！

今、公式ＨＰに行ったら、
早速告知が・・・。

何だって始まりゃ終わるのさ

３月末と申しましたが、
まぁ、色々あったので、
ちぃとばか早めですが移転してきました。
もしかしたら・・・って事もあるかもしれませんが、
こちらでもよろしくお願いします。

本来ならばもっと早く
「時効警察」の最終話をＵＰするつもりだったのですが、
週末から今日まで
家族が順繰りに風邪を引きまして(^^;)。
（息子→私→主人。娘は今のところ無事）
まぁ、こっちの方では
一週遅れで、今日、最終話が放送されるので・・・。
許してやって下さい。
今までの「時効警察」の感想文は
こちらからどうぞ。

今回の事件は、
「日本のアマデウス」とも言われた
新進気鋭の作曲家が
山間の渓谷で殺された事件。
謎のダイイングメッセージ
「サリエリ」が原因で
容疑者が絞りきれずに時効を迎えた、というものでした。

今回のホンは三木聡さんということで
小ネタから伏線の結末までが
ぎゅっと詰め込んであって、
大満足でした。
小ネタ系では、
ソーセージは曇りの日？とか、
額の赤みはトムソーヤが原因とか、
タイトルがすごいＣＤとか、
やわらか地蔵はホントにやわらかいとか、
（その土産を喜ぶ十文字さんとか（苦笑））
ショッカーは団体職員とか、
漠然と偉い人とか、
人探しは春？とか、
そばつゆかよっ！とか、
ばら撒かれた楽譜が「ＯＨ　ＭＹ　ＧＯＤ！」とか。
あと、熊本さんのピアノの上手さにびっくりしましたね。
なんでも器用なんですねぇ～、熊本さんは。
伏線の結末系だと
日曜日のメガネとか
熊本さんのトイレネタとか
遺留品で机が動くのも嬉しかったなぁ。
あと、婚姻届。
やっぱり婚姻届はここまで引っ張ってくれたなぁ～。
うれし～！
しかもああすれば「続き」も作れるし（ってどうだろう？）。

９回で終わったのがホントもったない(T-T)。
もっと観たかったなぁ～。
ゼヒゼヒ続編作ってもらいたい！
テレ朝さん、お願いしますm(_ _)m。

６月にＤＶＤ－ＢＯＸ出るらしいっすね。
いや～、どーするかねぇ？(^^;)