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約一週間ほどかかりましたが、
京極夏彦さんの「邪魅の雫」、読了いたしました。
結論から言いますと、
・・・面白かった!
「京極堂シリーズ」では
(あくまでも私の中で(苦笑))
間違いなく3本の指ですね。
ちなみにあとの2本は
「魍魎の匣」と「絡新婦の理」です。
これから書くことは
もしかしたらネタバレに当たるかもしれないので、
一応隠します(苦笑)。

今回の「仕掛け」は「絡新婦」に近いですかね?
ただ「絡新婦」と違う所は
意識のもって行き所でしょうか?
犯人は何となく分かったんですが、
その「仕掛け」が
京極堂さんにご教授いただくまで分かりませんでした(^^;)。
脳のシステムは大鷹さん並かもしれん(^^;)。
京極堂さんの登場の仕方は
なんちゅーか、その~、
ギリですよね?(苦笑)
や、カッチョイイ・・・ですよ?
憂いを湛えた榎さんにも萌えました(爆)。

流石にここまで大掛かりな「勘違い」は
そうはないでしょうが、
ただ、
一粒の砂を砂浜の全てだと
一滴の水滴を大海の全てだと
錯覚してしまうことは
誰しも往々にしてあるのではないでしょうか?

関口さんが益田くんに話していた
「お気に入りの鞄」の話が結構好きです。
人は誰でも
「放したくない放せない」、
「お気に入りの鞄」を
一つは持っている。
「お互い様」だと分かっていても
「繋がっていること」に「辛さ」を感じてしまう―――。
そんな関口さんの気持ちが
痛いほど分かる気がします。
それでも私は、
いくら「お気に入りの鞄」が草臥れて、
「繋がっていること」が辛く、重くなろうとも
私の方からはその「鞄」を手放しはしないだろうと思います。
例え
「鞄」の方から手放される日が来ようとも。
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ネタバレを苦笑し
ネタバレを苦笑しない。
BlogPetのげんいちろー URL 2006/10/05(Thu)15:03:40 編集
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